| 今の時代にあった染めを形にして行きたい 〜8代目が守り伝える技術と心意気『阿波安』〜 |
| オリンピックだ台風だとあっという間に駆け抜けた2004年8月、あなたはどのように過ごされましたか?気がつけば9月で新学期。学生の姿が町に戻りました。まだまだ暑い毎日ですが、朝夕の風にほのかな秋の気配も感じられる今日この頃。もうすぐ半期決算となる今月は、7月の特集でお届けした「伝統工芸の新しい取り組みサイト」でご紹介しきれなかった「阿波安染」の「阿波安」さんの話題を、取材記事を織り交ぜながらお届けします。夏祭りが終わっても、すぐに次は秋祭り。法被(はっぴ)新調予定の方は、必見のサイトです! |
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阿波安染とは、東大阪市地区の伝統工芸品。8代目の「阿波安」ご主人、西田秀明さんが、現在ものれん・法被などを専門に日々創作活動を行っていらっしゃいます。ホームページには、阿波安の歴史が紹介されています。 |
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この「阿波安」さん、もう長くサイトを運営されていて、カウンターも7万を超えています。その秘密は、「祭りといえば」「法被(はっぴ)なら」という、8代目の「祭り好き」がサイト全体に溢れているからです。中には、全国の祭りサイトへの膨大なリンク集、法被デザインシミュレーションなどもあり、祭り好きにはたまらない内容になっています。 |
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| 140年の伝統を誇る阿波安染の『阿波安』さん。八代目の西田秀明さんが発信する個性派サイトが光ります。伝統工芸の技術を誇る老舗のサイトが、アクセス7万件を超える人気サイトになった秘密は何だったのでしょうか。 | |
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『阿波安』八代目の西田さんがホームページを開いたのは、かれこれ7年ほど前のこと。やっとインターネットもぼちぼち普及してきたかなという頃のことでした。もともとコンピュータには興味があった西田さん。趣味の車や釣り情報のサイトを作ってみました。 |
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こうして楽しみながら手塩にかけて育てたサイト、しかしながら、ある日ショックな出来事が西田さんを襲います。 |
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| 手塩にかけたホームページをそっくり真似されるという事件で、一時はページ閉鎖まで考えた『阿波安』八代目の西田さん。そんな西田さんが守る伝統とはいったいどういうものなのでしょうか。 | |
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実は西田さん、七代目と血縁ではありません。『子供もおらへんし、もう自分の代で閉めようかなぁって言う七代目に、ほんなら自分がやるわって言うたのがきっかけで・・・』と軽くおっしゃる西田さんですが、それだけで伝統を引き継げるはずはありません。長く『阿波安』に出入りしていた西田さんは、もちろん「お祭り」が大好きです。しかし、それよりも何よりも、祭りに根付く様式美、長年伝え継がれた伝統様式の中に、命を懸けて太鼓を担ぐ男衆の真剣勝負、その世界に身を置くことで自分自身も本物になることに魅力を感じたはずです。また、その心意気が「ほんまもん」であったからこそ、七代目が大切な「阿波安」の八代目を任せたのに違いありません。 |
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西田さんは、若い衆に毎日繰り返し言う言葉があります。「手間ひま惜しまず、気持ちのこもった、色の深さが他にない、それが阿波安染や」と繰り返す西田さん。 |
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| 創業140年ののれんを守る八代目。伝統の技術に対する心意気で長年のお客様とお付き合いする傍らで、どこの誰かも分からない相手とオンラインショップで対峙します。これらはどう違うものなのでしょうか? | |
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阿波安さんのホームページをごらんいただくと、まるでTシャツのオンラインショップのような錯覚に陥ります。1点ものの「手染め法被」から、量産ものの「既製品」まで、こんなに種類があるものかという品揃えです。驚くのは、それらを1枚から購入できるということです。 |
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「ホームページは、あくまでも自分の趣味の延長。思ったことを発信して、みんなに楽しんでもらえたら十分。」とおっしゃる西田さん、ホームページでは物を売ろうと思っていないそうです。「ホームページに色々な商品を載せているのは、お客様からの引き合いが多くて電話だと対応が大変だから」だそうですが、結果的にメール返信に追われてしまい、楽になった訳では無さそうです。 |
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