公式サイト:http://privacymark.jp/
(プライバシーマーク制度) 第2条
財団法人日本情報処理開発協会(以下「協会」という。)は、日本工業規格「個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラムの要求事項 JIS Q 15001」(以下「JIS」という。)に適合して電子計算機処理に係る個人情報
(電子計算機処理の前後におけるマニュアル処理に係る個人情報を含む。以下同じ。)の適切な保護のための体制を整備している事業者に対し、その申請に基づき、その旨の認定(以下「プライバシーマーク付与認定」という。)及び
その旨を示す特別の表示であるプライバシーマークの付与(以下「プライバシーマーク付与」という。)を行うプライバシーマーク制度を設ける。
〜 ((財)日本情報処理開発協会 『プライバシーマーク制度設置及び運営要領』より) 〜
ここで出てくる「コンプライアンス・プログラム」とはどういう意味でしょうか。これは、JISによると、「事業者が、自ら保有する個人情報を保護するための方針、組織、計画、実施、監査及び見直しを含むマネジメントシステム」と定義されています。
これはコンピュータプログラム等ではなく、もっと広いものです。つまり、JISが求めるコンプライアンス・プログラムとは、個人情報保護方針を作成し、方針に基づき計画(Plan)を作成し、実施(Do)します。そして監査(Check)を行い、事業者の代表者による見直し(Action)となり継続的改善を繰り返していくことにより、事業者の個人情報保護における管理能力を高めていく全社的な仕組みのことなのです。
では、「プライバシーマーク」を取得することで、どんなメリットがあるのでしょうか。もちろん、第三者が認定するわけですから、個人情報保護に適切に対応している信頼できる業者という証明書になります。それだけでなく、プライバシーマークを取得するために策定する「コンプライアンス・プログラム」
によって、情報セキュリティについての基本的な認識が全社的に高まりますので、そちらのメリットの方が大きいといえるでしょう。
現在、プライバシーマークを取得している企業数は1,294社(2005/04/13現在)です。また、取得に係る費用は、事業規模によって30万円、60万円、120万円の申請料が必要です。このほか、コンサルタントによる取得支援を受ける場合、
別途費用が必要になります。また、期間については、準備にどれぐらい時間を 割くことができるかにもよりますが、一般的に1年ほどかかると考えるのが妥当ではないでしょうか。
では、費用と時間のかかるプライバシーマーク取得は、企業にとって必須のものなのでしょうか?
「目的は個人情報を適切に扱う仕組みを作り上げることです。そのための目標 としてプライバシーマーク取得を目指すのならかまいません。同業他社が取るからウチもという発想で、プライバシーマーク取得が目的になってしまえば本末転倒です。以前、公共工事の入札要件としてISO9000が求められるのではとISO9000取得がブームとなりましたが、その状況によく似ています。」
〜「プライバシーマーク本当に必要?」 AllAboutJapan ( http://allabout.co.jp/career/corporateit/closeup/CU20050307A/
)
あなたの会社にとってのプライバシーマーク、取得するかどうかはさておいて、まずは企業のコンプライアンス・プログラムを策定し、そのPDCA( Plan-Do-Check-Action)をしっかり回すことで企業の情報セキュリティ力を上
げることが肝心なんですね。
大変手間のかかることですが、早めに取り組むことをお勧めいたします。
プライバシーマーク使用許諾事業者一覧
http://privacymark.jp/list/clist
プライバシーマーク制度における料金改定について
http://privacymark.jp/appl/ryoukin3.html