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みんなに喜んでもらえる仕事がしたい
        〜なつかしい笑顔に会える『同窓会ネット』〜

今年の夏休み、帰省された方もたくさんいらっしゃったことでしょう。そのうちの何人かは、地元で懐かしい友人に会いませんでしたか?そう、お盆とお正月は同窓会の季節。今年は残念ながら帰省できず、友達に会えなかった方は、来年こそはと約束していらっしゃることでしょう。
さて、同窓会に参加するのは楽しいものですが、同窓会の役員を引き受けるというのは大変な苦労です。かく言う私も、小学校・中学校・高校と同窓会の委員を引き受け、卒業以来、「どうして私が?」と涙しながら名簿の整理を繰 り返して来ました。実際に数度同窓会を開いたこともありますが、小規模な集 まりであればいいのですが、学年全体を集めるとなると、その苦労は計り知れません。住所を整理し、案内を発送し、不明者の調査を行っても、まだまだわからない人が多いでしょう。会場を手配し、式次第を決めなければなりませんが、一体何人集まるのやら最後までわかりません。当日を迎えると、恩師の送迎にはじまり、二次会の手配、、、とても旧交を温める暇などありませんね。
と、普通ならば、同窓会をした後は無事解散、で終わるのですが、今回ご紹介する伊丹正人さんの場合は、それだけで終わりませんでした。
今月号の線客万来コーナーでは、伊丹正人さんが立ち上げた同窓会幹事まるごと引き受けサービス『同窓会ネット』について、ご紹介していきたいと思い ます。


    きっかけは高校の同窓会

2002年8月、伊丹さんは、高校の同窓会に参加しました。25年ぶりの同窓会は盛会で、懐かしくも楽しくもありました。実は、伊丹さんはこの同窓会の幹事の一人だったのでした。

「幹事っていうのは面倒くさいというか、大変というか、えらい仕事でした。もちろん自分だけじゃなくて、何人かの幹事でやったんですが、やってみて初めてその大変さが分かりました」とおっしゃる伊丹さん。

どういうわけだか、その3ヵ月後に、『同窓会ネット』を立ち上げたのです。

「実は、大変な仕事ではあったんですが、同窓会を開いたらものすごく感謝さ れたんです。」そう、同窓会当日、同級生の口からは次々と「ありがとう」の言葉が伊丹さんたちに贈られたのでした。「やるまでは、返信はがきも送らない、近況も知らせない、挙句の果てには日や場所にまでケチをつけられることもあり、結構へこんでいたんですが、フタを開けてみたら感謝の嵐で、いっぺんに疲れも吹き飛んでしまったんです」とおっしゃる伊丹さんは、『人から喜んでもらえる』喜びが忘れられず、とうとう同窓会幹事まるごと引き受けサー ビス『同窓会ネット』を始めたのでした。


    起業4年で黒字化

こうして生まれた『同窓会ネット』。起業の翌年2003年の実績は22件、それ以降、114件、200件(予測)と、年々手がける数が増えてきています。また、200件を超えると予想される今年度は、初めて黒字化を達成する予定です。

『同窓会をやろう』と誰かが思ったら、実際の同窓会開催まで丁寧にフォロ ーしていく『同窓会ネット』のサービスは、着実に顧客の心をつかみ、参加者の「ありがとう」という感謝の言葉になって帰って来ます。伊丹社長の思ったとおりのビジネスが、やっと軌道に乗ってきたのです。

さて、順風満帆に伸びてきた『同窓会ネット』。誰もがうまくいくとは思うものの、実際にそれをビジネスにするとなると、躊躇するジャンルのサービスではないでしょうか。そんな同窓会ビジネスに、伊丹社長は発案から3ヶ月で飛び込みました。そこまで伊丹社長を駆り立てたものは一体なんだったのでしょう か。





自らの幹事経験から立ち上げた『同窓会ネット』。同窓会の代行業務とは、 「ニーズはある」と思うものの、それで実際に起業するのは大変です。しかし、社長の伊丹さんにとって、それは「どうしてもやりたいこと」だったのでした。では、その秘密をご紹介していきたいと思います。


 

    進学校に行ったけれど

大阪市内生まれの伊丹さんは、学区で一番難関の府立高校に進学しました。旧制中学からの伝統からか、自由と自立の精神を尊ぶというその高校は、言い換えれば放任主義の学校でした。みんなが浪人するにしても大学に進学する中、伊丹さんは進学にそれほど魅力を感じられず、就職したのでした。

「親の紹介で入った会社は、給料が安く、1年ほど勤めて辞めました。そのあと、不動産 関係の会社に入ったら、なんと給料が前の倍になりました。こんなに良い商売ならと思って、色々な資格をとったり勉強したりして、4年後に独立したんです。」

自分の腕でお金を稼ぐ楽しさに、伊丹さんは没頭しました。そんな伊丹さんに、転機が訪れたのでした。


    お父さんの一言で

平成8年、伊丹さんのお父さんが亡くなりました。亡くなる前に、病床でお父さんはこう言いました。

「金儲けはいい加減にしろ。人様に感謝される商売を してこその人生や。」

こつこつと身の丈にあった商売で家族を養ってきたお父さんのこの言葉は、伊丹さんの胸に響きました。

「自分のやっていることは、別にうしろめたいことでも何でも無かったのですが、安く仕入れて高く売るという商売の性質上、どうしても人の恨みを買うこともあり、親としてそれを心配してくれていたのだと思います。」また、景気が悪くなるにつれ、大金が絡む商売には多大なリスクが付きまとうようになりました。

つまり、「もう、こういう商売に嫌気がさしていたんです。父の言葉の様に、人様に喜んでもらえる仕事はないのかなと毎日考えていました。」と、伊丹社長は当時を振り返ります。

そこに現れたのが同窓会ビジネスだったのです。


    これは人様に喜んでいただける

「同窓会を経験し、これこそが人様に喜んでいただける仕事だと気づきました。」

伊丹社長にとって、これはまさに探し続けていたビジネスだったのでした。こうなれば、会社経営にはすでに15年以上の経験がある伊丹社長ですから、あっという間に会社を設立し、サービスを開始することができました。

こうして、自分自身の同窓会開催から3ヶ月、2002年11に、晴れて「株式会社同窓会 ネット」が誕生し、同窓会幹事おまかせサービス『同窓会ネット』がスタートしたのでした。

『同窓会ネット』
http://www.dousoukainet.com/





では、実際に同窓会ネットが行っているサービスの内容、料金など、詳細情報をお届けします。


 

    同窓会パック(オールインワン)とは

同窓会したいなぁと思っても、さて何から始めたらいいのかわかりませんよね。というか、名簿を整理して、不明者を探して、葉書を出して・・・と、手順はだいたい決まっていますから、やらなければならないことはわかっているのです。でも、それを実際に行うことは並大抵のことではありません。その上、何とか当日までこぎつけたとしても、お客さん気分の同級生と違い、幹事ともなると段取りでいっぱいいっぱい。とても旧交を温めている暇などありません。

そういう幹事さんの苦労をまとめて引き受けてくれるのが、同窓会幹事まるごと引き受けサービス「同窓会パック」です。幹事さんの仕事は、同窓会名簿入手・幹事名簿作成・希望金額決定の3つだけ。この3つがそろえば、あとは丸ごとお任せです。

さて、その「同窓会パック」のサービスとは・・・

●====● その1.名簿作り ●====●

まずは、同窓会名簿から1次案内状を発送します。第1回目は名簿の妥当性調査で、そこから割り出した不明者リストとともに、出欠確認用の案内状を発送します。この作業により、同窓生の間で眠っている不明者の現住所が判明し、より多くの同級生に連絡が行き渡ります。

●====● その2.会場手配 ●====●

出欠確認が終わったら、いよいよ人数が決まります。希望金額と主催者の希望に合わせて事前に仮押さえしている会場は、ここで正式に押さえます。もちろん、要望にあわせて2次会の手配も行います。

●====● その3.同窓会ホームページの開設 ●====●

残念ながら欠席せざるを得ない人にも、同級生とのコミュニケーションの手段があります。それが、同窓会ホームページです。これは、セキュリティ機能付きで、同級生しか入ることができません。ここでは、同窓会当日までではなく、その後もずっと、掲示板により近況報告や情報交換を行うことができます。もちろん、携帯電話からのアクセスも可能です。

●====● その4.同窓会当日の運営 ●====●

さて、いよいよ当日です。当日は、受付・司会・写真撮影と、すべておまかせでOK。おかげで幹事でもたっぷりと旧交を温めることができるのですね。

●====● その5.写真公開 ●====●

楽しい同窓会が終わったら、写真はホームページで公開されます。参加した人も、参加できなかった人も、インターネット上で同級生と再会することができます。いつでもどこからでも旧友に会える、ネットでならではのサービスが生きています。

さて、1から5までのサービスは、すべて「会費×参加人数」の料金に含まれています。つまり、幹事は追加費用を全く気にする必要が無いのです。このほかに、別途料金でのサービスとして、記念誌や記念ディスクの作成・発送があります。

では、気になる料金ですが、あくまでも「会費×参加人数」。そして、会費がとても高いのかというと、全くそんなことはありません。普通ホテルで宴会を行うときに予定する料金と、何ら変わりがないのが驚きです。

あくまでも幹事が決めた会費を元に、すべての手配が行われるこのサービスは、 『全く幹事に費用的なリスクが無い』という点でも徹底しているのです。





このように、参加者全員の心に響く丁寧なサービスで、同窓会ネットは年々着実に売り上げを伸ばしてきました。そして、もっと喜んでいただけるサービスを求め続ける伊丹社長の胸に、ひとつの新しいサービスが浮かびました。


 

    新たなサービスを目指して

「同窓会をすると、みなさんの嬉しそうな顔に出会うことができます。それならば、もっと何か記念になるような時期に同窓会を行うのはどうなのか。」

それは、還暦同窓会でした。60歳を祝う還暦に、同窓会で同級生に会える。それは、無事に還暦を迎えたことの喜びを倍増させるものでした。今は昔と違って60歳はまだまだ現役です。家族から赤いちゃんちゃんこをもらうのにはちょっと抵抗がありますよね。しかし、同級生がそろって赤いちゃんちゃんこで記念撮影を行うのであれば、なんとなく楽しいイベントになります。

「みなさんキャーキャー言いながらも楽しそうに撮影されますよ」という伊丹さんは、とにかくお客様が喜んでくださることが何よりの喜びなのです。

「そのほかに、結婚式の2次会や、大学の謝恩会、会社の同期会など、色々なイベントで幹事役を仰せつかっています。基本的なスタイルが変わらないものであれば、喜んでお引き受けします。」そんな中、伊丹さんの元には悩みも持込まれます。


    盛り上がらない同窓会総会

「学年別の同窓会は盛り上がるのですが、全校一体となった同窓会総会が盛り上がらない。何とかできないかと相談が来ます。」と伊丹社長。

しかし、そ れにどんな答えがあるのでしょうか。

「だいたい同窓会総会というか、同窓会の活動自体が、誰のためのものなのか。それを考え直す時期なのだと思います。今までの同窓会は、在校生のためのものでした。その証拠に、予算の大部分は、校舎補修やモニュメント作りに使われてきました。しかし、同窓会は、同窓生のものであるべきではないでしょうか。もっと会費に見合うサービスを考えていかなければ、同窓会総会のみならず、同窓会そのものの存続すら怪しいものになっていくと思います。」

同窓会という組織そのものの持つ意味を、新たな世代の代表として問い直す伊丹さんは、またそこにも自分が関ることで「喜ばれたい」と感じています。同窓会総会は、まだ2件ほど手がけただけですが、もっと会員に喜ばれる組織に生まれ変るために、同窓会総会を楽しみにしてもらえるような組織であるために、伊丹さんのアイデアは続いていきます。


    同窓会ビジネスとは

「人様に喜んでいただけるビジネスがしたいと思って始めた同窓会ネット。本当に、こつこつと手間をかけてすればするほど、参加者の皆さんから感謝の言葉をいただきます。それに、もっとありがたいのは、このビジネスをしていると、色々な情報が集まってくることです。今までの不動産業では、こちらから持ちかけることはあっても、情報が集まってくることは無かったんです。ぜひタイアップしたいとたくさんの方々の方から来ていただけるこのビジネスは、本当に私自身にもたくさんの喜びを与えてくれています。」とおっしゃる伊丹社長。

今やっと、亡き父の残した言葉「金儲けはいいかげんにしろ。人様に感謝される商売をしてこその人生や」に心の底から頷くことができるのでした。

あなたも、この冬、懐かしい顔に会ってみませんか?会場の予約や名簿の整理など、同窓会の開催までにはそれなりの時間が必要で す。同窓会をしたい!と思った方は、どうぞお早めの連絡を!

『同窓会ネット』
http://www.dousoukainet.com/



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