次世代型電子認証基盤の整備を行うと、どういうことができるようになるの
でしょうか?また、それはどういう点が良いのでしょうか?
わかりやすく考えるために、今のネット取引の問題点を見てみましょう。
●買い手側●==== そのショップは本当に安全なお店?
ネットで買い物をする人が増えています。時間にも場所にも制約されず、思
う存分価格を比較の上、お得に商品購入が可能となれば増えるのは当然です。
でも、ネットでクレジットカードの番号を記入するのは怖いと感じませんか?
もっと言うならば、「怖いからネットでは買い物をしたことが無い」人も沢山
いらっしゃいます。
●売り手側●==== そのお客様は本当に実在するお客様?
買い物をする側も不安ならば、売り手側も不安です。本当に本人が注文をし
てきたものかどうか?また、相手が個人ではなくて法人のときにはもっと不安
です。決済金額が大きいこともありますが、決済が後払い銀行振り込みのこと
も多く、本当に回収できるのかどうか大変不安です。
●買い手側●==== あちらこちらにIDを登録しても本当に大丈夫?
今のネット取引では、取引の相手(時にはモール市場)でそれぞれに個人を
登録しなければなりません。結果的に、カード情報を含む個人情報をあちこち
に登録しているため、情報漏えいのリスクが大きくなってしまいます。また、
それぞれのIDやパスワードを覚えなければならず、つい同じIDやパスワー
ドを使いまわしたり、ブラウザに覚えさせたりして、ますます危険度がアップ
しています。
●売り手側●==== お客様の大事な個人情報を本当に管理できている?
ネットショップをする限り、お客様とのお金のやりとり、商品の発送のため
に、個人情報を取り扱わなければなりません。また、顧客IDやパスワードな
どを安全に管理する責任が発生します。益々高度化する犯罪の手口に対応する
には、管理コストも年々増大していきます。
これらの事例を見ると、「相手がわからない」「情報管理がむつかしい」こ
とが、現在のネット取引にとって大きな不安要素になっていることがわかりま
す。これらの不安要素を取り除くための技術こそ、「次世代型電子認証基盤」技
術であり、それらを整備していくことが、安全なネット社会を築くために欠か
せないものなのです。
日本情報処理開発協会(JIPDEC)
http://www.jipdec.jp/
日本PKIフォーラム
http://www.japanpkiforum.jp/