| 〜本物のお酒の味を知っていますか?〜 純米大吟醸のネット販売 玉乃光酒造株式会社 |
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暑い夏が終ったら、いきなり涼しい秋になりました。気候は本当に不思議な
ものですね。心配された米の収穫も、どうやら夏の日照りのお陰で大丈夫のよ
うで、毎日おいしい新米に感謝一杯の秋を迎えています。さて、米といえば日
本酒。新米の収穫が終った今は、新酒を仕込む大切な季節です。みなさんはお
いしい新酒を味わったことがありますでしょうか? 今月号の線客万来コーナーでは、日本酒業界に純米酒というジャンルを初め て作り上げた伏見の酒蔵「玉乃光酒造」をお届けします。 |
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みなさんは、日本酒の種類についてご存知でしょうか? |
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さて、米だけで出来ていると言っても、米にも種類があります。 |
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京都の伏見に玉乃光酒造という酒蔵があります。延宝元年(1673年)和歌山 市で清酒製造業を創め、戦災以後京都伏見に移転しました。この玉乃光酒造こ そ、昭和39年に米100%の純米清酒を開発し、以降純米吟醸酒にこだわり続けて いる酒蔵です。 |
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| さて、この玉乃光酒造がネットショップをオープンしました。次号からの連
載では、ネットショップをオープンする経緯、オープンするまでの苦労など、
老舗がはじめたネットショップのあれこれをじっくりご紹介していきたいと思
います。 どうぞ次週をお楽しみに。 |
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今でこそ当たり前の『純米酒』ですが、戦後の配給米の時代には、人が食べ る米の確保で精一杯でした。そんな中、日本酒がアルコール添加のものに変わっ て行ったのは仕方の無いことです。しかしながら、玉乃光酒造の先代社長、宇 治田福時さんは、米だけの酒にこだわり、昭和39年に純米清酒を開発しました。 そのときから、玉乃光酒造のモットーは『良い酒造りは良い酒米作りから』 『良い酒米作りは良い土地作りから』となりました。つまり、酒米として有名 な「山田錦」や「祝」などのもととなった幻の酒米「雄町(おまち)米」のふ るさと備前を訪ね、自ら作付け農家と直接契約してその銘柄復活にまで踏み込 んだのでした。 |
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このように、自分自身が納得した酒米だけ、それも自社設備の精米機を使い ぎりぎりまで削ったお米の心(しん)のみを使った酒造りを続ける玉乃光酒造。 すっきりした後口、深酒しても二日酔いしない純粋な米のお酒で沢山のグルメ を魅了しています。そのおいしさは漫画の「美味しんぼう」や「夏子の酒」な どでも取り上げられたほど。しかしながら、そのこだわりこそ、玉乃光酒造の 悩みでもあるのです。つまり、原材料にこだわるため、原価がかかり、製品価 格が他の清酒と比べて割高になってしまうのです。 |
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玉乃光酒造の清酒は、もともと純米酒のジャンルでは市場を独占していまし た。もちろん、最初は玉乃光酒造しか作っていなかったのですから当然です。 それが今や純米酒も当たり前の時代。玉乃光という酒造メーカーを知る人も、 それが純米酒を始めて醸したメーカーだとは知らないのです。そこで、玉乃光 酒造が考えた市場戦略、それこそが、若い人向けの純米吟醸紹介ショップだっ たのです。 |
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| こうして、玉乃光酒造では、若い人向けのネットショップを開設することにな
りました。来週は、縁戚関係にある関係で選択した大手ショッピングモールで
のお店作りについて、その手順などをご紹介していきましょう。 どうぞ次週をお楽しみに。 |
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ネットショップを始める際に、社長の関係上、ある大手モールを利用せざる を得ない状況がありました。そこで、まずはモールに出店の申し込みを行いま した。申し込めば、色々と情報が送られてきます。開店までにしないといけな いこと、商品の登録の方法、決済の準備など、、、それはそれは多量の資料で した。色々と日常の雑務と平行しては、とてもじっくり資料に目を通すことが できません。そこで、モールの担当者に考えを伝え、品揃えや決済の種類など を相談しました。こうして、大体どのような店作りをしたらよいのかがだんだ ん解ってきたのです。 |
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もちろん、今までもカタログやパンフレットがありました。つまり、殆どの 商品について、写真があったのです。しかし、いくつか足りないものがありま した。そこで、今回ネットショップ用に組み合わせたセットものも合わせて、 改めて写真撮影を行いました。大体50点ぐらいの写真をカメラマンに撮影して もらいました。カメラマンの話を聞くと、つるっとした透明のビンは映りこみ が難しくて、スタジオで撮影しないとうまく撮れないとか。透けて見える部分 をどのように撮るのか、影をどれぐらい付けるのかも指定しなければなりませ ん。 |
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元々、小瓶を集めて色々味わうことができるお店をするつもりでした。大瓶 では色々楽しむことが難しく、若い人向きでないと思ったからです。しかしな がら、モールの担当者は『品揃えはできるだけ多くするのが儲かる店の秘訣』 と言います。小瓶だけということであれば、品揃えは限られてしまいますので そうなると大瓶も並べないといけなくなります。とりあえずは小瓶の商品をと り揃え、様子を見ながら増やしていこうということになりました。 |
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玉乃光の純米大吟醸は、実は最大手の国内航空会社のファーストクラスで提 供される日本酒として、長く採用されています。あるいは、国内最大手のお中 元カタログの表紙にも採用されました。これほどまでにこだわりの品としての エピソードがあるのに、それを具体的に書くことはできませんでした。大手の ショッピングモールでは、説明文の書き方一つについても、厳しいチェックが 入るのです。 |
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| さて、オープンしてからが正念場。オープンから1ヶ月、ショップではどのよ
うな事件が起こったのでしょうか?次週はオープンから今までの悪戦苦闘につ
いて、ご紹介していきたいと思います。 どうぞ次週をお楽しみに。 |
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開店したてのショップを対象に、ニューオープン記念プレゼントという企画 が始まりました。早速これに登録を行い、プレゼントページを登録しました。 期間は1週間、当選数は10です。すると、開始直後からどんどんプレゼントへの 応募が来ました。結局、1週間の期間が終了するまでに、1983通もの応募があり ました。抽選し商品を発送し、この10名のみなさんのところに玉乃光をお届け しました。1900通を超える応募があったのですから、さぞかし普通の商品ペー ジへの閲覧数も上がったことだろうと思っていました。しかし、その認識は大 きく誤っていたのでした。 |
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プレゼントの応募者は、どうやって応募ページにたどり着いているのかをア クセスログで確認してみました。すると、ほとんどの人はプレゼントばかりを 掲載しているプレゼント一覧のページから直接応募ページへ来られています。 つまり、そこに載っているプレゼント商品は見ても、それ以外のページは見て いないのです。ということは、プレゼント企画のページには、他のおすすめペー ジへのリンクをはったり、広告を貼り付けなければあまり宣伝効果が無いとい うことがわかったのです。 |
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さて、プレゼント商品の発送が終り2週間ほど経った頃、、、、たまたま欲 しいものがありヤフーオークションを見ていた担当者は、ふっとお酒もヤフオ クで売っているのかなと思い、玉乃光で検索してみたのです。すると、3件の ヒットがありました。そして、驚くことにそのうちの1件は、先日発送したプ レゼント商品が、画像もそのままに掲載されていたのです。もともとプレゼン ト商品は、オリジナルセットとして作ったおまけ付きのもので、どこにも販売 していない組み合わせになっています。この商品の販売価格を大きく上回る価 格で出品されている光景は、プレゼントへの応募が商品の無料仕入れのような 様相を呈している現在のネット懸賞・プレゼントサービスの一面を垣間見たも のでした。 |
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モールの担当者に相談したところ、プレゼント企画を繰り返したり、色々な イベントをタイムリーに行ったりしながらメールアドレスを集めて行き、そこ に対してメールマガジンにて新商品の情報などを流していくことを地道に続け るしかないということでした。もちろん、高額な広告を出すという考え方もあ りますが、しばらくは地道な努力で様子を見ようと思っています。現在やって いる企画は、京都地区限定販売のお酒「こころの京(みやこ)」をネットで送 料無料にて販売したり、送料無料セットを増やしていったりすることです。 良いお酒を少しでも沢山の方に知っていただく玉乃光の努力は、まだまだ始まっ たばかりです。 |