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〜ネットで動画を楽しむ時代〜
       ネット動画の最新情報    

 10月になりました。毎月頭には、このように何月になりましたと書いていま すが、「え?もうひと月経ったの?」と毎回びっくりしています。それほど時 間が経つのは早いものですね。インターネットが個人に使われるようになって からはや10数年、はじめは専門家だけが研究や仕事で使うものでしたが、いつ の間にか個人が楽しみのために使い、今やコミュニケーションの手段として活 用されるまでになりました。
 そんなインターネットの新しい潮流は、ネット動画の活用です。動画といえ ば、映画やテレビに代表されるビデオファイルです。これらのファイルは、大 変容量が大きく、しばらく前まではCDやDVDという媒体の再生装置として PCが使われていただけで、ネット経由で再生するという考え方は、ひとにぎ りの高速回線でのみ実用的なものでした。しかし、今や光ケーブルによるイン ターネットが当たり前となり、一般の家庭でもネット動画を楽しめるようにな りました。もちろん、再生する側のPC能力やソフトウェア技術の向上が、同 時にあったからでもあります。
 今月のこのコーナーでは、今最前線のネット動画の潮流をさぐり、新たなメ ディアとして取り組むヒントを掴んでいただきたいと思います。


    YouTube ユーチューブ 

http://www.b-mall.ne.jp/mailurl_hffgb365.aspx (日本語版)

 まずはここを見てみましょう。もう既に使っている方、名前は聞いたことが あるけれど、まだ見たことが無い方もいらっしゃることでしょう。
 世界最大の動画サイト、Googleが買収したことでも一躍有名になりましたが、 それがYouTube(ユーチューブ)です。

 さて、それではどうしてここまでYouTubeが受け入れられたのでしょうか?

 ・会員登録をすることによって誰でも容量100MB 再生時間10分以内の動画
  ファイルをアップロードし公開することができる
 ・閲覧は無料
 ・動画のキーワード検索ができる
 ・会員は動画を評価したりコメントを投稿することができる

 これらの、誰でも気軽に使えて楽しめるところが広く受け入れられた理由な のでしょう。もちろん、ユーザーが気軽にアップロードできるということと裏 腹に、著作権の侵害問題も起こっています。これに対しては、YouTube側はその ような違法コンテンツをアップロードしないように呼びかけ、権利者の要請に 応じて違法コンテンツの削除も行なっています。違法コンテンツが流通するこ とによるイメージダウンよりも、気軽に動画が流通できるというメリットの方 が事実上強く、毎日動画数が何万点も増加の一歩をたどっているほど支持され ていると言えるのです。

こんなYouTubeを動画で紹介しているサイトがあります。
http://www.b-mall.ne.jp/mailurl_xvubu366.aspx

あるサイトを音声ファイルで紹介するという事例として面白いですね。
画面の動きはあまりありませんが、操作の様子を見ることができます。





 さて、来週のこのコーナーでは、動画サイトの新しい潮流をご紹介したいと 思います。どうぞお楽しみに。




    ニコニコ動画(RC)

http://www.nicovideo.jp/

 ニコニコ動画とは、先週ご紹介した「YouTube(ユーチューブ)」の様に、自 分自身が作成した動画をアップロードし、公開することができるサイトです。 もっと詳しく言えば、提携している動画配信サイトにアップロード(登録)し たオリジナルな動画ファイルを公開できるサイトです。でも、公開して閲覧で きるだけではありません。ニコニコ動画では、それぞれの動画に対し、コメント を自由に投稿することができるのです。動画には再生時間でさまざまなシーン が盛り込まれていますが、その特定のシーンに対してコメントを投稿でき、そ のシーン上にテロップの様に流すことができるのが特徴です。
 ニコニコ動画のサイトには、もうひとつの動画管理機能があります。それは、 タグというキーワードを登録できることです。作成者だけでなく、閲覧者側で もタグをつけることが出来るようになっており、このタグにより動画ファイル の分類が容易に可能となっているのです。

ニコニコ動画のサイト内には、ニコニコ宣言というページがあり、そこでこの サイトの目的が謳われています。

http://www.nicovideo.jp/static/declaration.html

この宣言は、単に動画を配信するだけでなく、それを不特定多数が非同期にコ ミュニケーションするツールにしたいというサイト開設者の意図が描かれてい ます。
単なる文字の書き込みでなく、動画というわかりやすいネタを使って行うコミ ュニケーションは、判りやすいだけでなく、人間にとってとても自然なもので すね。テレビやビデオの様に、プログラムとして出来上がったものを閲覧する だけでなく、自分も参加してコミュニケーションできるというアイデアは、た とえば孫の運動会の動画をアップしたファミリーサイトをネット上で共有し、 遠くのおじいちゃん、おばあちゃんが自由に見たりほめたりできる時代がもう すぐそこまで来ていることを予感させます。もちろん、製品の取り扱いマニュ アルを動画で掲載し、そこにユーザが質問を自由に書き込める、あるいは習熟 度の高いユーザがメーカーに代わってガイドするなどというシーンも想定でき ますね。





 さて、来週のこのコーナーでは、こういう動画サイトにアップロードされて いる動画がどのように作られているのか、本当に普通に作れるものなのか、そ のあたりを検証していきたいと思います。
次週もお楽しみに。




    動画ファイルとは

◎AVI形式
 AVI形式は、もっともポピュラーな動画ファイル形式です。Windows標準の動 画ファイル形式で、画質も高画質です。つまり、反対に言えばファイルサイズが 大変大きく、そのままで配布コンテンツとして利用するのは難しいと言えます。 一口にAVI形式と言っても、数種類の圧縮方法(コーデックと呼ばれます)があ り、互換性には注意が必要です。

◎MPEG形式
 MPEG形式とは、音声ファイルのMP3と同じ技術を使ってエンコードされた 圧縮形式で、AVI形式に比べてファイルサイズが小さいことが特色です。規格が いくつかあり、コンピュータ再生用(MPEG1形式)・DVD再生用(MPEG2形式)と それぞれ用途によってファイルサイズが異なります。また、携帯用としてMPEG4 形式もあります。

◎WMV形式
 動画をネットから再生する際に、全部がダウンロード完了していなくても、 到着した分から再生開始できる(ストリーム配信)ファイル形式です。この一 つであるWMA形式は、マイクロソフトの規格です。

◎MOV形式
 Macintosh標準の動画・映像ファイル形式となっています。QuickTimeという ソフトウェアで再生が可能です。

◎Real形式
 Real Networks社によって開発された動画圧縮形式です。圧縮率が高いので、 通信速度の低い回線でもストリーミング配信が可能です。

◎Flash Video(FLV形式)
 Macromedias社のFlashの動画圧縮形式です。普及率の高いFlash Playerで再 生することができます。ニコニコ動画やYouTubeで見る動画ファイルは、この 形式でサービスされています。





 動画ファイルの種類についてご理解いただけたでしょうか?次週は、具体的 に動画ファイルを作成するために必要なソフト、知識のご紹介をしていきたい と思います。
どうぞお楽しみに。




 さて、今月のこのコーナーでは、今や当たり前になった動画について、その トレンドとなった代表的なサイト「YouTube」と「ニコニコ動画」をご 紹介し、どれだけ一般的に使われているのかを見てきました。先週は、前提知 識となる動画のファイル形式をご紹介しました。さて、今週は、いよいよ自分 が動画を公開したいとき、いったいどうしたらいいのかという具体的な方法に ついて、ご紹介することにいたしましょう。

 では、自分自身が撮影した動画をネット経由で公開したいときの具体的な方 法について、見ていくことにしましょう。

まず、動画の撮影です。これは、通常一般的に使われるのは、次の3つではな いでしょうか。

1.デジタルビデオ
2.アナログビデオ
3.携帯電話

このほか、テレビからの録画映像などもありますが、これは著作権に守られた ものですから、今回は対象外としたいと思います。

さて、それではとりあえず撮影したとして、それをどうしたら公開できる形式 に変換することができるのかをそれぞれに考えて見ましょう。今どきは、ビデ オもデジタルが中心ですので、アナログビデオについては割愛します。

▲1.デジタルビデオの場合
デジタルビデオの場合、撮影はさておいて、問題は撮影した動画ファイルをど のように保存するのかということです。一般的に、DVDやハードディスクに 保存するタイプの場合、その保存形式はMPEG2圧縮になります。これであれ ば、そのままパソコンで利用できますので、たとえばDVDを読み込むことが できるパソコンさえあればOKということになります。もしも、DV形式のAVI ファイルに保存した画像をMPEG形式に変換したいという場合には、いろいろ な有料・無料ソフトがありますので、それを利用して変換します。Windows パソコンをお使いの場合ならば、下記のリンクからお気に入りのソフトを探す と便利です。

ベクター ライブラリ ムービー関係ユーティリティ
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/art/movie/

さて、これでMPEG形式のファイルさえできたらもう大丈夫。たとえば YouTubeに動画をアップロードしたいと思えば、あとは簡単です。

1.YouTubeでユーザ登録を行う。
2.自分がアップロードしたい画像を選び、アプロードを行う。
(このとき、全世界に公開するのか、友人のみに公開するのかを選ぶことがで きます)《注:公開できる画像は10分以内、100Mまでです。もちろん著作 権法などの法律に違反する動画を公開することはできません。》
3.自分の画像が公開されているかどうかチェックする。

実は、YouTubeの場合には、動画をアップロードする時に、Flashの動画形式 であるFLV形式に変換されます。これにより、軽くて早い再生が可能になって います。

▲3.携帯電話の場合
携帯電話で作成した動画ファイルは、3GP/3G2/MPEG-4などのファイル形 式で保存されています。YouTubeなどは、携帯から直接専用メールアドレス にファイル送信することで、アップロードが可能になっていますので、事前に 登録さえ行えば、どこからでも動画を登録できる仕組みになっています。
他のサイトでの公開のため、特定のファイル形式に変換したい場合には、やは りフリーソフトなどを活用して、ファイル形式を変換します。

最後に、動画を公開する方法です。
これには大きくは4種類の方法が考えられます。

1.FLASHのFLV形式のファイルを作成し、サイト内で公開する。
  (多少FLASHの知識が必要になります)
2.YouTubeなどのサイトに登録したものを、自サイト内にリンクして公開する。
3.動画ファイルをサイト内にリンクしておき、ダウンロード実行してもらう。
4.動画配信サーバーをレンタルし、そこから配信する。

4番は、全部のファイルを受信しなくても公開できるという点で、大きな動画 ファイルを公開するときに必要になる方法です。一般的なものであれば、3番 を試してみるのが簡単ではないでしょうか。サイズや長さが大きい場合には、 自分でできそうであれば、FLV形式に変換してFLASHで公開、それがわかりにく い場合には、YouTubeなどの機能を利用というのが現実的かもしれませんね。

 ぜひとも一度動画活用をお試しください!製品の宣伝や操作説明にはもって こいですよ!  


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