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「フォローメールを皮切りに、情報発信を」
〜ITソフトのリースを活用する、佐藤ライト製薬〜 |
| システム化投資となると、かかる費用や手間が見えず、中小企業ではどうして も導入に腰が引けがちです。そんな中、天王寺区で健康食品や一般用医薬品を 製造する佐藤ライト製薬は、1からソフトを開発せずリースする方法で費用を 圧縮するとともに、付加価値の高いソフトを利用しています。「そんなうまい 方法があるのか?」…あるんです!!では、同社のあらましから、さっそく取 材していきましょう。 |
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「平成11年、人気TV番組「発掘!あるある大辞典第129回 梅」にて、「梅干し」や「梅肉エキス」の効用・効果が放送されました。佐藤ライト製薬(天王寺区味原町、佐藤哲司社長)は、それと同等商品「“純”梅肉エキス」の製造を行っており、TV放送の効果で例年の200%を越える売上高を計上したそうです。「おかげでその後の事業年度も大きな落ち込みもなく、安定した売上を上げています」と佐藤さんは語ります。 |
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「祖父の代には、薬局向け情報紙をつくって薬剤師さんが接客の際に口コミをするという販拡をやってきました」。それが父の代でなくなったそうです。「流通経路を改革したのです。薬局薬店への直接納入をやめて問屋に集約しました。そのため情報インフォメーションの回路も途絶えた。私が仕事を継いで1 6年。ちょうど情報を届ける必要性を感じていた頃です」と佐藤さん。そんな折、TV放送や健康食品ブームが。ご年輩のお客様から「佐藤ライト製薬ってまだあったんですか?」なんて聞かれたそうです。 |
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HPは佐藤さんの自作。「資料請求や製品をお求め頂けるコーナーがあるんですが、月に何通か注文が来る。それが数十件たまってきた。せっかくの顧客情報資産をどうしようか思案していたんです」。ほどなく「まずはお客様をきちんとフォローしたい」という思いが浮かんできたそうです。「きっかけは、コンピュータ量販店のEコマースサイトでパソコンを購入したときもらったフォローメール。感激しました。いいな、やってみたいなと」。 |
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どんな手順でソフトのリースを実行したのでしょうか。「たまたま大阪商工会議所天王寺東成支部の経営指導員さんから、中小企業IT化推進協議会のASP活用実証実験※の募集の話が来たんです」。ASP活用実証実験というとなんだか難しそうですが、じつはこのASPこそ、“ソフトがリースできる仕組み”でした。 |
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企業の日々の業務で使用する、財務会計や営業支援ツールといったアプリケーションソフト。これらは便利な反面、イニシャルコストが高額であり、バージョンアップなど運営・管理するためのコストもかかります。これが中小企業のIT化推進担当者や経営者の悩みの種となっていました。しかし、こうした悩みを解決するための新しい方法が、インターネットの発展とともに登場。それが、ASPという“ソフトをリースできる仕組み”です。 |
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「ASPって便利ですよね。当社ももっと前から知っていれば、役に立っていたのに、と思うことがあります。例えば、勤続16年という経理担当社員が、ご家庭の都合で退社することになった経験があります。こんなとき、代替え要員もいませんし、採用もスグにはできません。あわてて人材派遣に頼るのが今までの対応でしたよね。もし、ASPを使って経理や会計を処理していれば、オペレーター的なアルバイトでも対応できるので人的なリスクも少なくなるのではないでしょうか」。 |
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今後は、サイト上でEコマースを進めるご計画ですか?「いいえ、当社は問屋→薬局薬店というルートは崩さないつもりです。HPによるインフォメーションをBtoCで行いながら、実際のお買い求めは薬局薬店に行って欲しいと考えています」。 |
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佐藤さんの取り組みは、中小企業のIT化を考える上で、じつに示唆に富んでいます。中小企業ほどIT化を必要としているのに、資金や人材には限度があります。その点、ASPなら利用するのに必要なのは、インターネットに接続できるパソコンだけ。初期投資は最小限で済み、ほとんどのアプリケーションはブラウザ上で動作するため、難しい設定や操作を覚えることなくアプリケーションを利用できます。ソフトをリースするのと同じ考え方ですから、資産を持たなくていい。導入の時間が早い。イヤなら止めればすむ。試用評価ができるのもあってありがたい。足りないことやりたいことを後から付けるのも可能。ソフトの種類もどんどん充実してきました。例えば、システム管理をみてもこんなにメニューが豊富。 |
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