.
社長とマメダの絶妙コンビがお届けする『雑貨屋』
      〜くら〜いアナタの生活にオモシロ雑貨で笑顔をお届けしま〜す!〜
景気が悪いと言われてもう随分経つような気がします。今が底だとか、来期は本当にもっと悪くなるとか、色々な話はあるものの、やっぱり今も景気が悪いというのだけが真実のようで…。そんなアナタにお届けする今月の線客万来コーナーは、ズバリ「オモシロ雑貨」。それも、アナタの「笑顔」が一番好きとほほえんでくれる美人店長が推薦する品々。ハートに笑いの炎をメラメラと燃やしたい方は、必見です(^^)


    リアルな雑貨卸業で成功したけれど 

インターネットの「雑貨屋」は、元はリアルな会社でした。元々雑貨卸の会社に勤めていた福井社長が、のれん分けで設立した中小雑貨卸「マクティ」です。ヒット商品に恵まれ順風満帆に見えた会社運営ですが、福井社長は満足しませんでした。

「いくら商品が当たっても、通販会社への卸業では、最後は利益を刈り取られて終わってしまう」という不安は日に日に膨らみます。そんな中、新商品の発掘と、海外商品仕入れのための通訳として、大谷さんが入社します。福井社長は、パソコンも触ったことが無い大谷さんに、新しい仕事を命じました。インターネットへの進出です。ここから大谷さんがマメダ店長として羽ばたいていったのでした。

    いきなりオンラインショップ

「いきなりインターネットに店を開けと言われても、はじめはその意味もわからへんかったんです」と、大谷さんは当時を振り返ります。
どこから始めたらいいのかも解らなかった大谷さんは、とりあえず、出入りの事務機器販売大手の会社が開くオンラインモールに加入してみました。しかし、加入しただけではお店はできません。商品を陳列したり、看板を飾ったりしなければなりません。ここで、大谷さんは新しい事実に気が付きました。
「今までは、通販会社に商品写真を送るため、写真撮影をやりました。今度はオンラインショップに載せるために写真を加工しました。なーんや、同じやんかって気が付いたんです。」

これで気が楽になった大谷さんは、やっとネットショップをやっていく自信が少しだけ付いたそうです。




とうとう開店した「雑貨屋」。さて、福井社長はどうしてリアルな会社運営の中で、全く素人のインターネット販売に乗り出したのでしょうか?次週はそのあたりの真実に迫ります。






    ヒット商品で50万個のオーダー

通販卸の親会社から独立して「マクティ」を興した福井社長は、親しんだ業界で順調に売上を伸ばします。そんな中、自分自身が発掘した商品が大ヒット。その商品とは、「ハンディシーラー」でした。ホッチキスよりもふたまわり程大きなシーリングマシンです。
「50万個のオーダーを受け、売上も社員もいっぺんに膨らみましたわ」と当時を語ります。
何もしなくても注文がどんどん入る、まさに笑いが止まらないその時に、しかしながら福井社長は一人冷や汗をかいていました。
「通販業界はカタログ販売。つまり、次のカタログに向けての営業活動が会社にとっては死活問題なんです。」今売れている商品はあくまでも現在発行中のカタログで売れているわけで、次の商品が無ければ売上は下降する。でも、目の前で商品が売れている中、社員に危機感はありませんでした。

    商品もさることながら、売り方を変えたい

「もうひとつ思っていたのは、通販業界に雑貨を卸すということの限界です。」通販業界とは、仕入れ側にきびしいコスト努力を要求するところ。売れている商品ほど、その要求もきびしいものとなります。「それに、次のカタログでも同じように売れれば良いですが、もしも売れなかった時には、全部返品で戻ってきます。」

あまりにもリスクの大きい商売に、福井社長の危惧は高まります。そのような中で、とりあえず新しい売り方への挑戦が必要と決意した福井社長は、若くて元気な大谷さんに白羽の矢を立てたのです。
「最初は片手間でもいい、でも、何か新しい世界にチャンスを見つけようや」その福井社長の言葉に背中を押され、とまどいながらも大谷さんの挑戦がはじまったのでした。現在は、ネットショップ「雑貨屋」の店長マメダとして大活躍の大谷さんは、どのようにして店長として成長していったのでしょうか。




右も左もわからない中で、とりあえず開いたオンラインショップ。通販卸として取り扱ってきた商品と同じ商品を取り扱うものの、売り方は全く違います。大谷さんが店長マメダとしてのめり込んでいった魅力は何だったのでしょうか。






    やっとオンラインショップが面白くなってきた

オンラインモールに加入して、ショップを開店したのは2001年3月のことでした。そこから数ヶ月、注文はわずか数件にすぎませんでした。これではだめだと思った大谷さんは、大阪産業創造館が主催するセミナーに参加しました。
「そしたら、今まで思いもよらなかった新しいことをいっぱい教えてもらって、急に何かオンラインショップ運営が面白そうな気がしてきたんです。」こうなったら一気に大谷さんの勉強熱は高まります。昼間は会社で普段通りに仕事をし、夜に自宅でネットショップの勉強です。どんどんhtmlも書けるようになった大谷さんは、ある日社長に言いました。
「モールじゃなくて、自分自身のネットショップを開かせてください。」

    社長を押し切ってショップを開設

「オンラインモールがどうこうという訳ではなかったんですが、色々なネットショップを研究したり、自分が勉強したりするうちに、自分自身でサイト全体を作ってみたくなったんです。」大谷さんは振り返ります。「モールは操作が簡単で、何もわからない自分でもお店を開くことができました。それはショッピングモールのテナントそのものでした。でも、私は自分だけのお店を開きたくなったんです。」
驚いたのは福井社長。「やれとは言ったものの、あくまでもリアルな商売の片手間。いつか柱になることもあるかなぁ程度やったので、彼女の言葉は全く予想してませんでした。もうちょっと後でもええんとちがうかと説得したんです。」

しかし、ここで負けないのが浪速女のど根性。今度は泣いて社長を説得するという技ありの一本。「泣かれたら仕方ない」と社長はしぶしぶ了承します。「心の中でやった〜」と今度はうれし泣きの大谷さんは、早速自分らしいサイトづくりに取り組みました。

    モール出店から丁度1年後に

社長命令でいやいやオンラインショップの担当になった大谷さん。丁度1年後に、自分が泣き落として自分自身のお店を持つようになりました。昼間の仕事は今までどおりでしたが、少しもしんどくありません。自分の工夫がストレートにお客様の声として返ってくるオンラインショップ運営は、何物にも代え難い喜びだったからです。
「カタログ販売への卸業では、自分の発掘した商品を売り込むところは出来ても、売り方・見せ方・お客様への対応はできませんでした。でも、オンラインショップは、商品発掘からお届けまで、すべての過程を自分なりに工夫できるんですから、面白くてたまりません!」

大谷さんがマメダ店長として楽しくショップ運営をしている丁度この頃、笑顔が届いたかのように、色々なマスコミから、ショップ紹介の申し込みがやって来ます。そのころサイトで販売していた商品は、「おもしろライター」と銘打った数々のライターでした。腕時計型・やかん型・携帯電話型・ピストル型など、さまざまなライターが所狭しと並んでいました。
「おもしろライターばっかりというサイトは珍しかったみたいで、わざわざ検索して問い合わせ頂いたみたいでした」




マスコミに紹介され、アクセスも順調に伸びました。あこがれのショップ店長から直々に商売繁盛の秘訣も伝授され、大谷さんことマメダ店長は、サイト運営に対して自信を深めて行ったのでした。そんな大谷さんが福井社長に告げた決意、それは思いも寄らないものでした。






    もうリアルな会社はやめましょう

自分自身のサイトを開店してから4ヶ月。店長マメダである大谷さんは、あいかわらずリアルな会社の従業員でもありました。爆発的にヒットした商品の波が去り、社員も一人二人と抜けていき、その分大谷さんには経理の仕事もまわって来ていました。
「オンラインショップでお客様に直接販売する事を思えば、雑貨卸の仕事は本当に儲かりませんでした。ある程度の売上高を保つためには社員や事務所などの固定費が必須ですから・・・。それが、ある時とても無駄に思えて来て、たまらなくて社長に言ったんです。もうリアルな会社はやめてオンラインショップ専業にしましょうって。」
始めは片手間にはじめたオンラインショップ。いやがる大谷さんを無理矢理担当者にしたのは福井社長でした。その大谷さんが、リアルな会社運営とオンラインショップの両方を経験した上での実感でした。


    背中を押されて

福井社長は、大谷さんの言葉に驚いたものの、現実を客観的に判断した大谷さんの言葉に、「やっぱりそうかな」という気持ちもありました。
「ほら、男ってなかなかすっぱり割り切るというのが難しいことがあるやないですか。その点、女性は強いですな。止めましょうにはやられましたわ」と笑う福井社長の心の中までは誰にも解りません。しかし、「じゃそうしよう」と決めた二人は早速行動に移り、2002年11月には、オンラインショップ専業としての「雑貨屋」として再スタートしたのでした。


    目標月商1千万

おもしろライターが大ヒットしたあと、大谷さん自身が興味のあるビューティ雑貨も載せてみました。やはり、自分自身が好きな物だけあって、手応えのある売上になりました。しかし、おもしろライターの購買層は主に男性。ビューティ雑貨は女性。メールマガジンを配信するにしても、それぞれに興味が全く異なるため、難しさがありました。
「オンラインショップは何店舗までという制限がありませんから、それぞれの人気ジャンルを独立させて、別店舗にするつもりです。そういう意味では、1号店の雑貨屋は、新しい人気商品探しのためのなんでもありのお店なんです。これからも話題商品をどんどん載せていくつもりなので、期待していて下さいね!」

力強い店長マメダこと大谷さんの元気いっぱいの言葉は、まだ続きます。「私の目標は月商1千万円。社長はもっとと言うけれど、とにかくまずはそこを目標に頑張っています!」


さて、「雑貨屋」さんのマメダ店長が目標を達成するのはいつでしょうか?そのとき社長はどんな顔をして大谷さんに次なる課題を出すのでしょうか?絶妙な二人三脚でここまで来た「雑貨屋」さんに、今後も期待しています!



このページの上に戻る▲